思ふこと

日記的な雑記です

2023年に何を買ったか

もう2024年になってしまったが、とりあえずブログネタというか備忘録として書いておきたい。

というのも、インターネットムーブメントの例に漏れず、まず手始めに「2023年ベストバイ」記事を作成してみようと思ったのだが、この記事を書き始める時点で去年何を買ったのか全く覚えていない、にもかかわらず昨年の出費で最も出費割合が大きい支出項目は「買い物」「電化製品」の二つで、今年の支出の見直しにあたりこの項目の無駄遣いを見直したいという思いがある。

バイス関連

iPhone 15 Pro

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iPhone 15 Pro を買った、自分はいくつかのカメラ製品を試した結論として「一眼レフ」などカメラデバイスを一生買わない代わりに iPhone シリーズはカメラ目的で Pro を書い続けることを決めているので高額だがこれは仕方がない。

前回は 11 Pro を購入しており満4年利用した。 今回の支払いは Paidy 後払いで 36 回払いとしているため、現金的なダメージは分散している。 普通は分割払いは悪手だと思うのだが、金利が 0 % なのと 3 年以上利用するデバイスであることが確定しているため分割払いとしている。

Apple Watch Series 9

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こちらも Series 5 からの買い替え。正直何が変わったのかと言われるとなんとも言えない。ジェスチャー機能の反応も正直イマイチで、もう一年粘ってもよかったかもしれないとは若干思っている。 ただしバッテリーが限界だったので納得はしている

iPad 用ケース+キーボード

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こちらは以前から使っていた Smart Keyboard Folio が故障したため買い替えた。 キーボードを装備した状態で 1 kg を超えるのは不満なのだが、分離できるのが Magic Keyboard と比べて優れもので、トラックパット付きな点も簡単な作業をストレスフリーで行えてかなり満足度の高いものとなっていた。

Roomba i5+

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e5 からの買い替え。かながわ Pay も購入を後押しした。

e5 に大きな不満はなかったのだが、ランダムウォークで掃除する点とクリーンベースがなく掃除後都度のダストボックスの手入れが必要な点が不満があり、引っ越し先の間取りが複雑になるのも考慮し、部屋のマッピングが可能なモデルを検討した。 当時は j7+combo がハイエンドだったのだが、雑巾部分の水タンクが自動給水じゃないと聞いて検討リストから外した結果 i5 となった。 なお、購入後 2 週間で i9+combo がリリースされ自動給水は無事実装された。 リリース直後は買い替えをかなり迷ったが、現状満足している。雑巾の自動掃除機能が実装されれば再度検討するかもしれないが、現時点で 20 万円の超高額家電となっており、次の買い替え検討は値段次第となりそうだ。

e5 は実家で元気に活躍しており、譲渡に伴い全体的なパーツの交換と掃除もしたところなんの問題もなく大量に埃を取ってくれている。 巷では中国製お掃除ロボットの台頭が話題だが、丈夫なことを身をもって体験しているので、現状ではこのまま iRobot 製のロボット掃除機を高くても買うつもりだ。

Sonos Arc

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念願のホームシアター環境を揃えるために購入した。ブラックフライデーセールで安くなってたのも後押し。

AirPlay 利用を想定して購入した、後述の Dolby Atoms 関連の機能からもっぱら Sonos アプリから再生している。 Sonos アプリの出来が非常に良く、複数の音楽配信サービスを横断して選曲できるのが良い。 自分は Apple Music を主に使い、補助的に Youtube Music を利用している。

eARC 対応テレビを用意する必要があり、古いテレビを選択できないところだけがネックだった。

正直これだけを使っていた時期はあまり長くなく、また接続不良などもありあまりこの製品単体で音楽を真面目に聞いてないが、朧げな感想では正直値段に対してそれ以上に良い音が出ているとは言い難い感じがした。

Sonos Sub Mini

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Sonos Arc 購入後比較的すぐにセールになったため、思い切って購入。

これを追加してから、ようやくこの製品の本気度が伺えるようになった。完全に映画館レベルだし、Dolby Atoms 対応音源で聴いた場合迫力も音の広がりも完全に別物だ。同じ音源とは思えないぐらい、音の広がり方が違うのだ。 全ての楽器がまさに「息づかい」のレベルでクリアに聞こえるし、サブウーファーサウンドバーで明確に役割を分けた上でスピーカーの限界に挑戦しているような、そんな繊細で迫力のあるサウンド体験が提供されている。 これまでまともな 5.1 ch サウンドシステムで音楽を聞いたことなんてないが、圧倒的に違うという点はみなさまにお伝えしたい。

これはおそらく製品自体もすごいが、Dolby Atoms という規格がとにかく凄そうだ。やたら丁寧な解説記事を Sonos が用意してくれているので、気になった方は是非読んでほしい。

www.sonos.com

Sonos Sub シリーズをシステムに追加する場合 Arc 側では低音に使っていたツイーターを中音域に割り振るといった動作もあるらしく、それらも大きく貢献しているような気配がある。 二つの値段を合計するとお値段はそれなりなものになってしまうが、個人的にはこの二つは揃えて使った方が良いと感じる。

テレビ

特にこだわりはなかったがせっかくなので 4K 有機 EL が欲しく、ブラックフライデーで安くなっていたので購入

最近のテレビはストリーミングサービスがほぼ全てプリインストールされており、Apple TV を導入するつもりだったが全く不要である。 普段ほとんどテレビを見ないので、有機 EL が焼けつくことはないと判断した。 最近のアップデートでトップメニューに広告(爆音)が出るようになったという圧倒的な改悪を除けば概ね快適である。

ガジェットへの所感

他も細々スマートホーム用のデバイスとかエアコン買っているが、大した金額でもない/面白くないので割愛。

多くがタイミングによる必要な買い替えであり、あまり購入に対する満足度が高くない。 唯一 Sonos シリーズだけは買ってよかったと思っているが、合計金額が高すぎてスピーカーに課金するという概念を持たない人は到底手を出さない価格帯だと思う。

まあそういう年だったと思うことにしつつ、今年の出費は抑えていきたい...抑えられるのか?

本/マンガ

婚活バトルフィールド37

インターネットで死ぬほど見た議論を全て煮詰めて漫画にした感じ。コミカルだがインターネット婚活議論を見尽くした人間には新鮮味はない。

結婚指輪物語

別に今年から読んでいるわけではないのだがあまり TL で話題になっている気がしないので。 はっきりいってオタク男児の妄想垂れ流し漫画なのだが、それが若かりし日のオタク心を思い出させてくれて良い。 絵ははちゃめちゃに可愛いし各お姫様の設定も好き、少年誌用エッチ漫画なのにやけに真面目にファンタジーの話を進めるし、かなり物語の終盤までエッチ臭を匂わせつつ全然エッチにならないのがこれまたToLoveるを読んでいた若い気持ちを思い出せて好き。

昨今のなろう系小説コミカライズの流れでこういった漫画はかなり溢れていると思うのだが、この漫画は描写が丁寧であったり、なんか空気感がちょうど良い。あまりガツガツしてないということなのか...とにかく「ちょうど良い」。

残すところあと一巻らしく、最近はしっかりエッチなので気になる方はぜひ見てほしい。純粋なそういったエンタメなので特にそれ以外に思うところはない。 ただ、こういった漫画からしか摂取できない栄養がある、それは確か。 アニメ化おめでとうございます。見るかはわからん。

瓜を破る

近年読んだ中で最高のラブコメ、100% 光属性ラブコメなのでそういったことが苦手な方には厳しいかもしれない。 登場人物に性悪がほとんどおらず、純粋な気持ちのやりとりを等身大のイベントで読めるのがとても良い。

絵もとても可愛い。続きが楽しみ。是非皆さんも読んでみてください。

メガロザリア

今年読んだ漫画の中でダントツにクソ面白い、全員読んでください。

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

人間が如何に他の動物と比べて性をおかしく発達させているのかがわかる本。 閉経が人間に特有の現象(大意)など、当たり前だと思っている人間の性的特性がかなり特殊で、かつ他の動物がどうしているのかが解説してあり、知的好奇心が満たされるのでおすすめ。

あなたの体は9割が細菌 微生物の生態系が崩れはじめた

基本的にお腹の調子が良くないのだが、人間が腸に支配されているのではないか?という視点で今わかっていることを説明している本。最近腸の細菌関連の研究結果もインターネットでよく流れてくるので、今人間は腸が熱いらしい。 私はニンニク/アルコール/唐辛子で腸をリセットして体調を整えていたのだが、最近はその方法が通じなくなっているのでちゃんと食生活に気をつけて行きたい。

家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本

一瞬家を買おうか迷い手始めに読んでみた。 とりあえずオーバーローンをやめろという話が手厚く買いている他、住宅諸費用を正しく見積もる方法などが買いてあった。詳細はまた家を購入検討する際に読み直すと思うが、現段階では家を買うつもりがないことを改めて認識できた。

ほったらかし投資術

作者(山崎元さん)の本は別に読んだことがあったのだが、新 NISA の始まりに合わせて復習がてら読んだ。 買いてあることは同じなので特に読み直す必要はないかもしれなかったが、おまじないとして読むのに適している。

今から作者の本を読む完全初心者なら下記がおすすめ

2024/1/1 にこの世を去ったとのこと、インターネットに散らばった故人のブログ/記事も非常に面白いのでおすすめ。どうか安らかに

Hajime Yamazaki(山崎元)|note

media.rakuten-sec.net

JUST KEEP BUYING

同じく新 NISA に対するおまじない。常に市場にお金を晒すことが重要。

本/マンガへの所感

他も続きものの漫画をいくつか買っているし、エッチな本もそこそこ買ってるし、積読もあるけど割愛。昨年の本に対する出費は 10 万円弱ぐらい。 今年はあまり純粋な小説を読むテンションが訪れなかった、というか、物語を消費するという行為は漫画と映像作品でかなり満足してしまっているのもありそう。 読書に対する集中力が年々低下している気がするので、今年はもう少し(仕事以外の)本をゆっくり読む時間を捻出したい。

このカテゴリはもっと出費しても良いと思いつつ、活字を買うと読む暇がなく出費としての効果が適切ではない気がする。かといって漫画を無尽蔵に買うのは何か違う気がするが、なんだかんだやはり今後も漫画をぽちぽち買っていってしまうのかもしれない。

終わりに

すでにだいぶな分量なので、続きは気が向いたら書く。

とりあえずここまで書いてきて、ガジェットにお金を使いすぎだしお金がたまらない理由が既にわかった。今年はこのカテゴリへの出費をほどほどにしたい。

とはいえ、もう欲しいガジェットがほとんどなく、物欲の衰退を感じている。あるにはあるのだが、おそらく買ってもほぼ使わないことが目に見えており買うモチベーションが湧かない。 唯一 Sonos での 7.1.4 ch 環境を整えるための追加スピーカーのみ猛烈に欲しい気持ちがある。それほどまでにこのスピーカーシステムには感動した。ただ、合計 20 万円以上のサウンドシステムを構築するということはあまりにも贅沢な振る舞いで、一日に利用する時間も非常に短いのでどうするか悩む。

必要な時に買うべきというのを20年ぐらいガジェットにお金をかけてきてようやく身につけられ始めてきたので、来年はよりこの考えを実践する年としたい。

逆に本はもう少し買って読んでも良いかもと思いつつ、既に積読が膨大にありサクッと読み終われる漫画はつど買うのだが純粋な文字の本はなかなか読み進められない現状...。とりあえずおすすめの漫画があったら教えてください。

おまけ

今年買うかもしれない欲しいものリスト、プレゼントも可能です:)

www.amazon.jp